郵便の歴史(昭和時代)
今回は、昭和の続きです。
1931年(昭和6年)7月7日 風景印の使用開始
これは以前にブログで書いた風景印です。このときから始まっていたのです。
古い歴史がある風景印、一度、使ってみてください。
1935年(昭和10年)12月1日 年賀切手の発行開始
この年賀切手は、私はこの年賀切手の存在を意外と最近に知りました。
この切手には、ちゃんと当選番号が付いているんです。年賀はがきと同じように使えます。
1949年(昭和24年)6月1日 二省分離に伴い「郵政省」発足
1949年(昭和24年) 12月1日お年玉付郵便はがきの発行開始
これは言わずと知れた年賀状のことです。正しくは年賀はがきというので、年賀状は俗称になります。
年賀はがきの仕組みは、郵便ポストに投函すると年末まで郵便局に留め置いて、元日に配達するという流れ。
1950年(昭和25年) 暑中見舞用郵便はがきの発行開始
これは現在の「かもめ~る」のこと。1986年からクジ付きとなり、「かもめ~る」の愛称となっています。
1961年(昭和36年) 差出口が2つある郵便差出箱(ポスト)を初めて設置
今ではこのタイプしか見当たらない感じですが、むかしのポストと言えば筒形の丸くて赤い差出口が一つのタイプですね。
1968年(昭和43年)7月1日 3けたまたは5けたの郵便番号制の実施
この郵便番号は集配事務を行う郵便局に対して割り振られるもので、区分けのオートメーション化をする目的で導入されています。確かにこの方がスピードが速くなり正確な区分けが出来ますので、後に実施される全国翌日または翌々日配達に大きな貢献になったのではないでしょうか。
このあたりからは、保険と預金に関する動きがほとんどなってきています。1985年で郵便貯金現在高100兆円、1989年で簡保資金40兆円となっていますので、こうなるのでしょう。
というような昭和時代になっています。
それではまた。