郵便の歴史(明治時代)
2014-07-23
現在、私たちが大変便利に使っている郵便。この郵便がもしなかったらと思うと、私の仕事が成り立たなくなってしまいます。と言う小さな問題ではないんですが。
そんな大事な郵便は、いつから現在に至るのかを調べてみました。
・1871年(明治4年)4月20日 郵便創業、民部省の駅逓司が所管。
日本に郵便の仕組みを築いたのが前島密(まえじまひそか)で、「郵便」や「郵便切手」などの用語は、この前島密が選択した言葉です。1円普通切手の肖像となっています。増税前は、あまり使う機会がなかったともいますが、現在は利用する機会もあるのではないでしょうか。
・1875年(明治8年)1月1日 「郵便役所」を「郵便局」と改称
・1875年(明治8年)1月2日 郵便為替創業
・1875年(明治8年)5月2日 郵便貯金創業
この郵便貯金の取り扱いも大きな一つとなります。これも前島密が行っています。イギリスでみた郵便貯金がきっかけで日本で実施するも、当初は、なかなか一般に理解されず、自分の私金を出すまで苦心した事業だった。
・1885年(明治18年)12月22日 逓信省発足
・1906年(明治39年)3月1日 郵便振替創業
このころ前島密は71歳で、勲二等瑞宝章を受けるや、日本会員掖済会から有功章を贈られるなどをしている。
明治初期に創業した郵便。明治時代は、このような歴史となっています。
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