節句
2013-03-04
皆さんもご存知のとおり今日は、”桃の節句”です。節句はもとは「節供」と書き、江戸時代は年に5日が公式に法制化された式日(現在の祝日みたいなもの)でした。この5日を「五節供」と言い、現在も重要な年中行事となっています。下記に五節句の内容と日付をまとめました。
【七草の節句(人日)】~正月7日
■この日、七草粥を食べ邪気をはらう風習がある。
【桃の節句(上巳の節句)】~3月3日
■江戸時代以降は、雛祭りとして庶民にも定着し女子の節句とされた。
【端午の節句】~5月5日
■立身出世を願い幟や兜飾りを行うようになった。男子の節句。
【七夕の節供(笹の節句)】~7月7日
■日本古来からあった「棚機つ女(たなばたつめ)」の伝説との類似性から七夕の日として定着。
【菊の節句(重陽の節句)】~9月9日
■宮中では「観菊の宴」を開き長寿祝う節句の中でもっとも公的な性格が強いもの。
民間にはさほど定着していない。