外見より中身
2014-06-27
よく「人は外見ではない、中身だと言います」それは事実です。だからこそ、外見が重要になります。外見は何より真っ先に相手の方の目に入ります。とくに初対面の人については、その人を知る情報は外見しかないので、非常に重要な分析のポイントになります。
しかも初対面で受けた第一印象は、容易に変えることはできません。最初に良い印象を持ってもらえなければ、その評価を変えることは容易ではないからです。話しをしてみたら安心できる人だと分かったと言いますが、時すでに遅しです。相手の方は第一印象と一緒に話しを聞いているのです。つまり固定観念を持って聞いているのです。
身だしなみが悪いと人間の中身まで大したことがないと思われてしまい、話しの内容まで、大したことではないと思われながら、聞かれてしまいます。安心できる人が信頼できる人とはいう意味ではないのです。仮に信頼されたとしても、信頼は当たり前のことであって、相手が求めていることが相手に届かないと仕事にならない場合が多いのです。
また、外見の印象が芳しくない人に対して、その言動をことごとく不愉快に感じてしまうことも少なくありません。外見に無頓着であるために、自分の評価を必要以上に下げてしまうことは想像以上に多いのです。身だしなみの大切さは、なにより相手に安心感を与えることにあります。相手に不安を与えない配慮です。外見にはその人の性質、価値観が表れているのです。だからこそ中身を磨くことが外見力につながっています。中身と外見は表裏一体なのです。