手紙で気持ちを伝える
手紙には色々な感情が込められたものがあります。嬉しい手紙、楽しい手紙、悲しい手紙、寂しい手紙、優しい手紙、中には呪いの手紙なんていうのもあるかも知れません。
この感情は、手紙をもらった方がどう思うかで変わってしまうものです。自分では楽しい出来事を書いたつもりでいても、もしかすると相手を傷つけてしまう内容になっているかもしれません。これは極端すぎる例でしたが、書き手と読み手で多少なりとも感覚のズレは生じてしまうということです。それじゃ手紙を書いてもしょうがないと思うかもしれませんが、書かなければ相手には何も伝えられないので、そういうことではないのです。これは、手紙に限ったことではありません。
わたしが思うには、一番気持ちが伝わるのは、面と向かって話をすることです。
相手はあなたの表情やしぐさを見ながら話をすることができるので、誤解しそうな内容でもある程度は理解をしてくれます。
次は電話。テレビ電話などは別として、お互いに声で話をすることができるので、声色や間などを感じることができます。
そして次に手紙、メールとなります。
実は基本的に手紙とメールは文章を書くという面では同じだと思っています。文章を考えて作るまでは同じだからです。
ただ手紙とメールの決定的な違いは、手書きの文字か機械の文字かです。相手が自分の文章のほかに感じ取れるものは文字です。字が綺麗だとか汚いだとかではなく、丁寧に書くということが、自分の思いが相手へ伝わるのです。
遠方の方や忙しくて時間がない方、疎遠になってしまった方、色々な事情でなかなか会えない方がいるかと思います。そんなときは、手紙を送ってみては如何でしょうか。内容にもよりますが、あまりかしこまらずに気軽に考えると書きやすいものです。書くことで何かしら気持ちが伝わることと思います。