声を出す
2014-03-26
人は身体を動かすとき声を出す事がありますよね。たとえば重いものを持ち上げるときや立ち上げ時など・・。特に歳を重ねると、色々な動作に「声」をついつい出してしまう。これは単なる気合ではなく、脳に直接働きかける効果があるとのこと。
人は常に色々なことを考えながら生きています。「上手くやりたい」「失敗したらどうしよう」「成果を上げたい」「あぁ、平常心平常心…」「いつも通りやろう」!!こんな、いつもはここまで考えないことまで脳に浮かんできます。これらの雑念は、実際に脳にブレーキを踏ませてしまうことが分かったのです。このブレーキを解き放つのが「声」です。
この「声」が、大脳の前頭前野という主に考え事をする部分の邪魔をし、余計な雑念が吹きとぶのです。つまり、大声の気合の掛け声は大脳の雑念を吹き飛ばしてパワーアップさせてくれ、リズムを刻む掛け声は、小脳に直接働きかけ動作を上手く出来るようにしてくれるということですね。